腫瘍やガンは死亡率が高く、死亡の危険を回避する去勢には大きなメリットがあります。

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去勢はさせるべき?

 

犬や猫を飼うすべての飼い主が直面する問題として、去勢というテーマがあります。
おそらく未来永劫、答えの出ない論争が巻き起こるであろう去勢については様々な意見が出ています。
肯定する人も居れば否定する人も居る、どちらが正しいとは断言できない難しい問題です。

 

しかし、愛犬を飼う人は去勢をどうするかを決めなければなりません。
何も考えずに今を過ごすのも選択肢の一つですが、1つの命に責任を持つ飼い主であるならば自らで結論を出しましょう。
ここでは愛犬の去勢について、メリットとデメリットを紹介したいと思います。

 

去勢のメリット

獣医師と犬

生殖能力が無くなるので自然と落ち着いた性格になります。
犬種や愛犬の個性にもよりますが、去勢を行うと比較的大人しくなると言われています。

 

元気があり過ぎて困り過ぎている場合には去勢がメリットとなるでしょう。
また、発情期の効果が弱まるのでマーキングやマウンティングの行動が少なくなります。

 

他には、睾丸などを去勢によって取っておくと、腫瘍や前立腺のガンになるリスクが大幅に下がります。
こうした腫瘍やガンは死亡率が高く、発症してから処置しても手遅れな場合があるのです。
死亡の危険を回避する意味では去勢には強いメリットがあります。

 

去勢のデメリット

去勢を行うと残念ながら子供を作ることは出来ません。
愛犬の子供を見るチャンスが無くなってしまうのは悲しいデメリットになります。
生物である以上、子孫を残すことは非常に大切な意味を持ちます。
それを奪う権利があるのかは、じっくりと考える必要があるでしょう。

 

もう1つのデメリットは愛犬が肥満になりやすくなる点です。
去勢によるストレスなのか、代謝の変化によるものなのかは解明されていませんが、去勢をすると太りやすくなる傾向があります。
肥満になってしまうのを避けるためにも日々の食事量はしっかりと管理しましょう。

 

何より去勢するのはかわいそうと感じるはずです。
愛犬を物ではなく命として見るならば、生殖能力を人間の都合で奪うのは疑問が残ります。